ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2004年8月28日土曜日

Kurau Phantom Memory #09 天使が消えた街

  • 爆天 コレクターズ・セット / Kurau DVD 1a / Kurau OP CDS / 新居昭乃 4th CD
  • 君望 DVD / Kurau DVD 1b

 新しい街,新しい名前. Eine (Christmas) と Kleine (Kurau).冠詞と形容詞だけど,ま,んなこたぁどうでもエエわな. Eine は Kurau の母親の名前だというからには「愛音」なのかも知れんし.しかし,母親の名前を Christmas に与えたのか.意味深だな.

 新しい街はどこか判らんけど,ロサンジェルス郊外らしい.島以来,たびたびサン・ディエゴのポスターが「これがキーワードだ」と言わんばかりにアピールされてたんで,南の方か.サン・ディエゴはむしろメキシコ国境に近い.空港の佇まいは今も 100 年後もたいして変わっとらんな (笑).ただし,機内の空間は相当広そうだ.これなら 12 時間の長旅でも比較的ゆったりできるよねぇ.

 引き続いてダグや GPO の面々もやってくる.街中を捜索するダグの表情の変化が面白い.車窓から街並みがゆったり移動して行くさまは,ニコラス・ローグの短編映画みたいだ.

 「ブルー (Blue?) Energy」と「Rynax Energy」なる新しい言葉.「ブルー」の方は第 5 話に出てきた「アンチ・ブルー・ユニット」と関係あんのかな.まぁその辺はこの作品では問わないことにしてるけど,後者はなんか強制的に原子力エネルギーに繋げられてしまいそうで気になるけどな.

 なんか今回は相当絵がヤバかったように思う.気のせいだと佳いんだけど.だからというわけでもないが,次回以降はそれぞれ隔離されるであろう Kurau と Christmas に取って,そしてむろん視聴者にとっても辛い話になりそうだ.

更に追記:2004.08.30

 余談だが, Kurau と Christmas がエレベータでホテルの部屋に上がるシーン (番組後のスポーンサー・コールでも使用されている),エレベータ・ボーイがいるからかも知れんが,ニコラス・ローグの『マリリンとアインシュタイン (Insignificance)』を思い出した.あちらではインディアンのボーイ (Will Sampson が演じている.実際にエエ年のおっさんだ) がアインシュタインに世界の解釈について語る場面があったと記憶している.カメラの位置は違ってたか知れん.あちらは見上げる位置だったかな? こちらは見下ろす位置だ.しかも監視カメラだから広角.

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